女優の天海祐希が、『怪盗グルー』シリーズのミニオンが主役の映画『ミニオンズ』(7月31日公開)で、ミニオンたちとW主演の最強最悪の女ボス役の吹き替え声優を務めることがこのほど、明らかになった。

最強最悪の女ボス、スカーレット・オーバーキル(左)と、その吹き替え声優を担当する天海祐希(右)

ミニオンは、大ヒット映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』で知られる『怪盗グルー』シリーズの人気キャラクター。そのミニオンが主役となる本作は、ミニオンたちが現在の最強のボス・怪盗グルーに会うまでを描き、ミニオンたちの誕生の秘密や、悪党のボスの仲間にならないと生きがいをなくしてしまうという生態の秘密が暴かれる。

天海が担当するのは、ミニオンたちが最強のボスを探してたどりついたアメリカで出会う、悪党スカーレット・オーバーキル。オードリー・ヘップバーン風の外見をした、世界初の女性の悪党で、自分の欲しいものが手に入らない、相手が自分の思い通りに行動しないと攻撃的になる性格だが、ロマンチックでもあり夫のハーブを深く愛する一面も持っている。

天海は「どうやら、私の演じるスカーレットのあとのミニオンのボスが鶴瓶さん演じる怪盗グルーだそうで!!」と笑福亭鶴瓶が声優を務める怪盗グルーを意識。「鶴瓶さんより、強くて、悪いけど、人間味あふれるミニオンたちのボスになれるよう、楽しんでやらせていただきたいと思います! 鶴瓶さん~! 負けませんよ!」と意気込んでいる。

今回の起用は、日本で5年連続"理想の上司"(女性部門)に選ばれている天海が、最強の女ボスを演じるのにふさわしいとの理由で決定。天海は、6月に予定されているLAプレミアのカーペットへの参加も決定しており、同役を担当するアカデミー賞女優サンドラ・ブロックとの2ショット実現も期待される。

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