ディラックは17日、Sharkoon製PCケースの新モデルとして、Mini-ITXに対応したキューブ型ケース「SHA-QB1」と「SHA-C10」を発表した。どちらも24日に発売し、店頭予想価格は税別7,000円前後。
「SHA-QB1」と「SHA-C10」は、Mini-ITXケースながら、簡易水冷キットや最大315mm長の拡張カードを取り付けられる高い拡張性を備えたキューブ型ケース。SFX電源のほか、ATX電源の搭載にも対応する。
ケース上部に1基の120mmファンを標準で搭載するが、オプションとして上部にさらに1基の120mmファン、ケース背面に80mmファンを増設することができる。
「SHA-QB1」は、3.5インチHDD、もしくは2.5インチHDD/SSDを最大2台搭載できる。また、ケースリア部にも80mmファンのスペースに2.5インチHDD/SSDを1台設置可能となっている。
一方「SHA-C10」は、5インチドライブベイに光学ドライブを1基搭載できるほか、ドライブベイを使う場合、3.5インチHDDもしくは2.5インチHDD/SSDを1機搭載できる。光学ドライブを搭載しない場合は、3.5インチHDDもしくは2.5インチHDD/SSDを最大2台まで搭載することができる。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが315mmまで、搭載CPUクーラーの高さが150mmまで、搭載電源の奥行きが145mmまで。外部インタフェース類は「SHA-QB1」は、USB 3.0×2基、USB 2.0×2基、オーディオ入出力。「SHA-C10」はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。
本体サイズは「SHA-QB1」がW225×D368×H180mm、「SHA-C10」がW225×D370×H180mm。重量はともに3.0kg。対応フォームファクタはMini-DTX / Mini-ITX。