JAFは16日、歩行中や自転車乗車中のスマートフォン操作、通称「ながらスマホ」による危険性を検証した動画をホームページに公開し注意喚起している。
検証は、愛知工科大学工学部の小塚一宏教授監修のもと行われ、20代から30代の男女4人に視線計測装置を装着させ、スマートフォンの「あり」「なし」で視線の違いや特徴を比較した。歩行者編では、4人中1人が対抗してくる歩行者と衝突し、4人中4人が前を横切った親子に衝突しそうになった。自転車編では、4人中4人が子どものマネキンに衝突したほか、4人中3人が赤信号を見落とした。
小塚教授は、検証の結果から歩行中、自転車乗車中にスマートフォンを操作することで、周辺の認識が困難となり、衝突の危険性や加害度合が高くなると指摘。JAFは、「ながらスマホ」は事故につながる大変危険な行為としたうえで、「ながらスマホ」をしている歩行者や自転車の動きに、注意を呼びかけている。
(記事提供: AndroWire編集部)