NTTドコモ、タワーレコード、レコチョクの3社は16日、インディーズおよび新人アーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」を開始した。同プロジェクトでは、アーティストとファンが集まる「出会い」と「育成」のコミュニティサービスをWeb/アプリ上で5月から提供する。
「Eggsプロジェクト」は、インディーズおよび新人アーティストの活動を支援し、音楽市場のさらなる活性化と最大化を図ることを目的としたプロジェクト。アーティストとファンが集まる「出会い」と「育成」のコミュニティサービスをWeb/アプリ上で提供する。
同サービスでは、新人アーティストなどが、自身の楽曲を自由に登録でき、ファンも登録された楽曲を自由に聴くことができる。加えて、楽曲に対しレビューや「いいね」など、感想を共有でき、ファン同士、アーティスト同士で交流を持つことが可能だ。インターネット上で出資を募る「クラウドファンディング」のような仕組みを採用しており、ファンはアーティストに対し直接的な支援ができる。人気の高いアーティストは、ドコモが提供する月額定額制の音楽配信サービス「dヒッツ」での音楽配信や、CDリリース、ライブイベントへの出演といった活動が可能になる。
同サービスに対し、ドコモは「dヒッツ」での楽曲配信および全国のネットワークを活かしたライブイベントへの協賛、タワーレコードは音楽リテーラーであることを活かし、アーティストの発掘からCDの販売、レコチョクは音楽配信技術のノウハウを活かし、サービスの開発・運営など、3社は各社の特徴を活かした活動支援を行っていく。
サービス開始時期は、Web版が5月を予定し、アプリ版が7月を予定している。アーティストの登録受付は3月16日より開始する。基本利用料は無料。
(記事提供: AndroWire編集部)