ヤフーはこのほど、全国の20代~50代の男女を対象に実施した、「ホワイトデー」に関する意識調査の結果を発表した。調査は1月16日~19日に行われ、有効回答数は1万42名(男性3,028名、女性7,014名)。

"ホワイトデーのお返し"で男女のギャップ

「ホワイトデーにもらうと相手の好感度が上がるモノは何ですか?」

まず女性に、「ホワイトデーにもらうと相手の好感度が上がるモノは何ですか?」と質問したところ、最も人気だったのは「新作・限定スイーツ(42.3%)」だった。次いで「チョコレート(36.8%)」「ケーキ(36.7%)」「アクセサリー(36.1%)」が3割台で続き、5番目に「クッキー(28.7%)」となった。

「ホワイトデーのお返しを選ぶ際、どういったものを選びますか?」

一方、男性に「ホワイトデーのお返しに選ぶモノ」を尋ねたところ、最も多かった回答は「クッキー(36.6%)」だった。「クッキー」は、女性が「好感度が上がるモノ」として選んだモノの中で5位であることから、ホワイトデーのお返しに関して男女間にギャップがあることが浮き彫りとなった。

この"ホワイトデーギャップ"について定番とされがちな品目で比べてみた結果、「クッキー(意識差-7.9%)」や「キャンディ(意識差-5.4%)」で特にズレが生じていることが判明。時代の変遷とともに、女性のニーズは「新作・限定スイーツ」や「チョコレート」へと移りつつあるのに対し、男性がそれに追いついていないことが伺える結果となった。

お返しは「4倍返し」で好感度UP!

「バレンタインギフトであげた金額に対するお返しの金額について」

次に、ホワイトデーに関する「価格」について調査を実施。女性を対象に「ホワイトデーでのお返しで期待する金額」を尋ねたところ、その平均金額は1,159円となった。

さらに、バレンタインギフトであげた金額に対して、どの程度のお返しなら好感度が上がるのか聞いたところ、最も多かった回答は「4倍」だった。また、2倍程度は43.6%、3倍程度では53.2%、4倍で55.7%と途中までは増加傾向となるが、5倍以上では52.0%と低下する結果に。このことから「お返しの金額が高ければ高いほど良いということではなく、好感度アップを狙うには『4倍返し』が最適な金額感ではないか」と調査ではコメントしている。

『ギフト力』の高い芸能人& お笑い芸人

「ホワイトデーのお返しで間違いないものを選んでくれそうな『ギフト力』の高い"男性芸能人"/ ギフト力が高いことで意外にモテていそうな"男性お笑い芸人"は誰だと思いますか?」

最後に、「ホワイトデーのお返しで間違いないものを選んでくれそうな『ギフト力』の高い男性芸能人は?」と女性に質問した結果、1位「木村拓哉」、2位「福山雅治」と、人気ランキング常連の顔ぶれが上位を占めたほか、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系列)でブレイクした「斉藤工」が6位に食い込んだ。

また、「同『ギフト力』が高いことで意外にモテていそうな男性お笑い芸人」についても聞いてみたところ、1位「徳井義実(チュートリアル)」、2位「宮迫博之(雨上がり決死隊)」、3位「設楽統(バナナマン)」と、いずれもお笑いコンビの"ボケ"担当が上位を占める結果となった。「献身的にネタを振りまき周囲を明るくしてくれる"ボケ"の気配りが、ギフトモテにつながったのでは」と調査では分析している。