2月27日公開の映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』の完成披露上映会が15日、東京・有楽町のTOHOシネマズ有楽座で行われ、SKE48の大矢真那、松井珠理奈、須田亜香里、江籠裕奈、古畑奈和、東李苑、北川綾巴、惣田紗莉渚、石原真監督が出席した。

上段左から江籠裕奈、古畑奈和、東李苑、北川綾巴、惣田紗莉渚、下段左から石原真監督、大矢真那、松井珠理奈、須田亜香里

AKB48一番目の姉妹グループとして2008年に結成したSKE48初のドキュメンタリー映画となる本作。現役メンバーと卒業生ら、総勢40名を越える単独インタビューと6年間に記録された膨大な映像や音声から同グループの軌跡を追う。

この日は上映後に舞台あいさつが行われ、松井珠理奈らSKE48のメンバー8人と石原真監督が登壇。大矢は見どころを「インタビューで『レッスンが大変でお蕎麦が一本しか喉が通らない』と話している時に、桑原みずきがおかわりしている映像が流されていておもしろいと思いました」と話し、松井は「当時はすごく辛かったこととか悔しかったこととかありましたが、それを今見るとみんなキラキラ輝いていました。これから先も大変なことがあると思いますけど、この映画を見るとこれから先も頑張っていこうと改めて思うし、メンバーにとって勇気がもらえる映画になったと思います」と満足げ。

また、2011年の加入から翌年8月の昇格を経て今年で3年目となる若手メンバーの古畑奈和が「先輩方のことを深く知りませんでしたが、この映画で知ることができて良かったです。卒業された方も含めてSKE48を作って下さったからこそ一緒に作って行かなければいけないし、盛り上げていかなければと思った映画でした。帰ってレッスンで活を入れてもらいたいぐらいです」と話せば、松井が「この場で話している言葉を聞いていると、自分の意見も入れつつSKE48のことを考えているから成長が感じられて嬉しいですね」と後輩の成長に目を細めていた。

最後に松井が「今回は6年間を一つにまとめてもらいましたが、もっとSKE48を知っていただきたいので、第2弾もあったらいいなと思っています。今回は『アイドルの涙』というタイトルですが、第2弾は『アイドルの笑顔』になるくらいこれから笑顔が絶えないSKEをファンの方やメンバーと作り上げていきたいです」と続編はもちろん、SKE48の更なる進化に意欲を見せていた。映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』は、2月27日より全国公開。