レオパレス21はこのほど、「ひとり暮らしと新生活に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は3日~6日、全国でひとり暮らしをしている、もしくはその予定があり、今春から社会人になる予定の学生、および20~39歳でひとり暮らしをしている独身の社会人男女を対象としてインターネット上で実施。600名の回答を得た。
文系男子は「初期費用」、理系男子は「物件のスペック」重視
「ひとり暮らしの部屋を選ぶ上で、部屋や建物について重視した点」を聞いたところ、男女ともに1位は「毎月の家賃」、2位は「最寄駅、路線・沿線」、3位は「間取り・広さ」となった。
男女別に見ると、「部屋の所在階」について女性は、男性の2倍ほど重視すると回答。これに比例して女性は「セキュリティ」を重視するとの答えが多かった。
回答者を文系・理系別に分けてみたところ、女性は文系・理系とも重視するポイントには近いものがあった。一方、理系男子は文系男子よりも「初期費用」をあまり気にせず、「築年数」「部屋の所在階」「部屋の向き・日当たり」など、いわゆる物件のスペック重視で選んでいた。
新生活を前に捨てたいものは「衣類」「雑誌」「家電」
「4月からの新年度・新生活を前に、捨てたいものはあるか」を聞いたところ、男女とも1位は「衣類」、2位は「雑誌・マンガ」、3位は「家電」となった。一方、「捨てられないもの」では男女差が現れ、男性が1位に挙げたのは「趣味の品・コレクション」、女性の1位は「貰った記念品や寄せ書き」となった。また、男性の2位、女性の3位にランクインした「家電」は、共通して「捨てたいけれど捨てられない」ものであることもわかった。
「新年度に新しい出会いを期待するか」を聞いたところ、男女ともに7割が「期待している」と回答。また、「新年度・新生活に向けて、新しく始めたいこと・挑戦したいこと」については、男性は「旅行」が1位に、女性は「ダイエット」が1位になった。また、男女ともに「恋活・婚活」を始めたいという人は4人に1人程度にとどまり、新しい出会いを期待する一方、積極的なアクションはあまり起こさない傾向が明らかとなった。