日産自動車は13日、プレミアムセダン「フーガ」のビッグマイナーチェンジを発表した。エクステリアを一新するとともに装備面を強化し、世界最高レベルの安全性能を実現するなど、歴代で最もラグジュアリーでダイナミックなモデルに進化している。

日産「フーガ 370GT Type S」「フーガ HYBRID」

エクステリアデザインでは、フロントに新形状のLEDポジショニングランプを備えたほか、立体感やシャープさを際立たせたフロントグリル、クロームで縁取られたLEDフォグランプとLEDターンランプを組み込んだ新形状のバンパーデザインを採用し、プレミアム感と精悍さを表現。リヤにおいては、LEDリヤコンビネーションランプ、新形状のリヤトランクリッドとリヤバンパーにより、ワイド感と安定感を表現している。

装備面では、「スカイライン」で初めて採用した「PFCW(前方衝突予測警報)」をはじめ、時速約60kmでも衝突回避が可能な「エマージェンシーブレーキ」(自動ブレーキ)など、最先端の安全装備を前方・側方・後方のすべてに採用した全方位運転支援システムを搭載。「MOD(移動物検知)」機能を追加した「アラウンドビューモニター」も、全グレードに標準装備されている。

その他、乗り心地や静粛性の向上、ホールド性を高めたVIP仕様のリヤシート、ロードノイズを低減する新高剛性18インチアルミホイールなどにより、快適性も向上した。ビッグマイナーチェンジを行った「フーガ」の価格は410万4,000~674万5,680円(税込)とされている。