整体師の大山奏です。2月に入り、東京でも朝は氷点下まで冷え込む日が増えました。寒い日は外に出るのも憂鬱(ゆううつ)になるもので、太陽の光を浴びる時間が減ってしまいます。太陽の光を浴びないと気分が沈んだり、夜眠れないなどの不調が出たりすることもあるので、休みの日でも1日20分は日の当たる場所で過ごしましょう。
今回は、この寒さでカチカチに固まりがちな肩甲骨のストレッチを紹介します。
肩甲骨回しストレッチ
Step1: 両脚を閉じて真っすぐに立ち、両手を真横に開きます
Step2: 両腕を前回りに回します
Step3: 両腕を後ろ回りに回します
肘はなるべく曲げずに、肩から動かすように気をつけてください。ペースはゆっくりで大丈夫です。最初は小さめに回し、だんだんと大きく回していきましょう。
前と後ろをそれぞれ5~10回ずつくらい回します。最後もいきなり止めるのではなく、少しずつ動きをゆっくりにしていき、自然に止まるように身体の動きに任せてしまうといいです。
四十肩の予防にも
年齢とともに肩周りが硬くなり、腕を上げられなくなる四十肩。最近では、30代から痛みを感じる人も増えています。普段から肩甲骨や肩周りの筋肉や筋をほぐすことを考えておけば、四十肩の予防にもなりますよ。
鏡の前で姿勢チェック
このストレッチはどこでもできますが、あえて鏡の前でやってみるといいかもしれません。その場合は、最初に立ったときの両肩の位置をチェックします。両肩の高さは同じでしょうか? もし違うのなら、身体の左右のバランスが崩れているということなので、鏡で同じ高さになるように意識するようにしましょう。
立った姿勢で肩の高さが同じだった場合は、目をつむって両手を真横に伸ばしてみます。どうですか? ピッタリ同じ高さまで上がっているでしょうか? 同じ高さだと思っても、真っすぐになっていない場合があります。このチェックを繰り返していくだけで、自分の姿勢の癖に気づいて、少しずつ矯正していくことができますよ。
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。