ティアックは2月12日、米KOSS社のヘッドホン「Pro4S」「SP330」「SP540」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、Pro4Sが24,000円前後、SP330が20,000円前後、SP540が24,000円前後(いずれも税別)。
Pro4Sは、ヒンジ部分にメタル素材を使用するなど、プロユースに耐える堅牢さを持つモニターヘッドホン。ケーブルは片出しの着脱式で、長さ1.4mのカールコードを採用している。左右のハウジングにコネクタを備えており、どちらにケーブルを接続しても使用できるデュアルエントリー機構を搭載。また、2つあるコネクタを利用して、複数のPro4Sをディジーチェーンでつなぎ、同じ音を同時モニターすることが可能だ。
ドライバーはスタジオリファレンス用に開発された「SLX40」を採用。高い再生能力を発揮する。周波数特性は10Hz~25kHzで、インピーダンスは35Ω。感度は99dB SPLとなっている。ケーブルを除いた質量は192g。セミハードケースが付属する。
SP330とSP540は、耳の形に合わせたD型のハウジングを持つポータブルヘッドホン。低反発イヤークッションとの組み合わせで、優れた密閉性を実現している。ハウジングは回転式で、持ち運び時にはフラットに畳むことが可能だ。
ドライバーは、SP330が「SLX30」、SP540はPro4Sと同じ「SLX40」を採用している。SP330の周波数特性は20Hz~25kHzで、インピーダンスは35Ω。感度は101dB SPLとなっている。SP540の周波数特性は10Hz~25kHzで、インピーダンスは35Ω。感度は99dB SPLだ。いずれもケーブルは着脱式で、長さ1.4mのストレートケーブルと、セミハードケースが付属している。質量は、SP330が108gで、SP540が184g(ケーブル除く)。