LINEは13日、「LINE」アプリにおいて、公開型アカウント「LINE@」を刷新し法人・個人問わず提供開始したと発表した。これに伴い12日より、アカウント取得および情報発信・管理を行うための専用アプリ「LINE@」を公開している。Google Play、App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。

「LINE@」イメージ

「LINE@」は、コミュニケーションやビジネス用途において利用できる公開型アカウント。従来「LINE@」は飲食・アパレルなど実店舗を持つ法人などを対象に、店舗の広告宣伝を目的としたビジネスアカウントとして提供されていた。今回、「LINE@」が刷新されたことで、法人・個人問わず利用が可能となった。

これにより、店舗・施設などの情報発信や、顧客・取引先との連絡、サービス利用予約などビジネスシーンでの利用から、フリーランスで活動しているデザイナー・アーティスト・読者モデルなどにおけるファンとのコミュニケーションなど様々な用途で利用できる。

「LINE」アカウントは親しい人とのコミュニケーション用として、クローズドな用途に限定されていたが、「LINE@」では公開型アカウントなためオープンな用途で利用できる

アカウントの開設・利用は同名の専用アプリ「LINE@」を通じて行える。同アプリでは、フォロワーへのメッセージ一括送信、1対1でのトーク、タイムライン/ホームへの情報発信などが可能だ。また、複数のアカウントを所有することもできるため、活動ごとにアカウントを作成できる。

「LINE@」アプリでは、フォロワー全員へのメッセージ一括送信(左)や、1対1でのトーク(中)、ホーム投稿(右)などの機能を搭載

利用料金は、無料プランと月額税込み5,400円の有料プランを用意する。無料プランでは月1,000通までのメッセージ送信が可能で、有料プランでは月50,000通までのメッセージ送信が可能となる。なお、50,000通を超過すると、1通当たり税込み1.08円の費用がかかる。そのほか、無料プランでは一部機能が利用できない。

利用料金

(記事提供: AndroWire編集部)