ニッセンは12日、同社が運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」の会員を対象に実施した「節約に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、食費を節約している人の約7割が「外食をしなくなった」と回答した。
現在節約をしているかと尋ねたところ、85.0%が「はい」と回答。既婚者・未婚者別に見ると、既婚者は86.4%、未婚者は82.1%と、未婚者の方が4ポイントほど少なかった。
実際に何を節約しているかとの問いに対しては、「食費」が63.3%で最多となり、以下、「光熱費」が52.9%、「娯楽費」が48.8%と続いた。また、食費を節約している人にどのように節約しているかと聞くと、「外食をしなくなった」が68.4%で最も多く、次に「より安い食材を買うようになった」が63.9%となった。
外食の頻度は、「月に1回以下」が42.1%でトップ。一方、週に1回以上外食をする人は全体の4分の1以下にとどまった。外食をした際の単価は、「501~1,000円」が44.4%で最も多く、「2,000円以下」が全体の80%以上を占めた。
貯金額については、既婚者・未婚者ともに「0~100万円」が49.0%で最多。また、「500万円以上」と回答した割合は既婚者が26.8%だったのに対し、未婚者はその半分の13.4%となった。
調査期間は2015年1月22日~29日、有効回答は835人。