JR北海道は12日、北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)開業にともない、函館~新函館北斗間で運行されるアクセス列車の愛称を「はこだてライナー」と発表した。
このアクセス列車は、札幌圏で運用される733系をベースとしたロングシート車両(733系1000番台)3両編成で運行。内装は函館の赤レンガ倉庫を連想させるレンガ色のドアや木目調のパーテーションなど、北海道の自然をイメージしたデザインに。車体側面には北海道新幹線用車両H5系と同様のパープルと、JR北海道のコーポレートカラーであるライトグリーンの2色の帯が入る。新函館北斗駅では新幹線ホームとアクセス列車のホームが同一平面となる対面式ホームとなるため、スムーズに乗り換えられるという。
JR北海道は昨年11~12月にアクセス列車の愛称公募を実施し、期間中に6,173件の応募があったという。同音の名称などを集計した2,692通りの愛称のうち、「はこだてライナー」は最多得票(289件)であり、かつ目的地が明確で親しみやすくわかりやすいとして採用された。その他、「函館リレー」「リレーはやぶさ・はやて」「いさり火ライナー」などの愛称が寄せられたという。