名古屋鉄道は2010年から進めている知立駅付近連続立体交差事業の一環で、2月28日始発列車から知立駅一部ホームなどを仮線に切り替える。

知立駅2・3番線仮線と仮ホーム

知立駅付近連続立体交差事業は、名古屋本線約1.6km、三河線豊田方約1.2km、三河線碧南方約1.5km、計約4.3kmの区間を高架化する事業。愛知県が事業主体となって工事を進めており、完成すれば10カ所の踏切が廃止される。

今回の仮線切替えにより、知立駅は2・3番線ホームが現行ホームの南側に設けた仮ホームへ変更に。あわせて南改札口の供用を開始するほか、北改札口と現行の2・3番線ホームとを結ぶ地下道を閉鎖する。なお、4・5番線ホームと6番線ホーム、北改札口と4・5番線ホームを結ぶ地下道についてはこれまで通り。2・3番線の仮線切替え後は、引き続きホーム改修工事などを行い、事業完了をめざす。