京成電鉄はこのほど、3000形の新造車両3030編成(8両編成)の営業運転を開始した。3月下旬には、さらに1編成の新造車両(3029編成)が営業運転を開始する予定だ。

2月9日に営業運転を開始した3030編成

京成電鉄3000形は、「人と環境に優しい鉄道」をコンセプトに2003年から導入され、車両の軽量化などによる使用電力の削減、冷房装置・制御装置・補助電源装置にオゾン層を破壊しない冷媒の採用、車内照明のLED化など、環境保全に配慮した車両。2010年からはバリアフリーにも配慮し、液晶の車内案内表示器を採用している。今年度に導入する編成では紫外線をさえぎるUVカットガラスを採用し、より快適な車内環境をめざすという。