経済産業省 資源エネルギー庁が12日に発表した石油価格調査(9日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円安い133.5円となった。値下がりは29週連続で過去最長を更新。133円台は2010年12月20日(133.7円)以来、約4年2カ月ぶりとなる。
原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より1.1円縮小した。
都道府県別に見ると、2県で横ばい、45都道府県で値下がり。最も高かったのは高知県の143.9円(前週143.9円)で、以下、長崎県の142.9円(同144.1円)、鹿児島県の142.8円(同143.2円)と続いた。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円安い144.4円で、29週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より0.8円安い114.4円で、同じく29週連続の値下がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より13円安い1,462円で、24週連続の値下がりとなった。