エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の2月11日、アシアナ航空がA321neoを25機発注する基本合意書(LOI)を締結したことを発表した。同社のA321neoは2クラス制の180席を装備する予定。アシアナ航空はA321neoを地域路線および国内路線で運航させる。なお、エンジンの選定は今後行われる。
A321neoはアシアナ航空とその子会社のLCC(低コスト航空会社)であるエアプサンが運航しているA320ファミリーに加わり、単通路機材の主力機となる。同社は現在、エアバスの単通路型機を33機、A330-300を15機、A380を2機運航させている。また、今後4機のA380と30機のA350 XWBが引き渡される予定。エアプサンは9機のA320ファミリーを国内と地域路線で運航させている。
A321はA320ファミリーの最大機種。A320ファミリーはこれまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社を超える顧客に約6,400機を引き渡しているベストセラー単通路型機となっている。