東芝は12日、NFCを搭載したSDHCメモリカードを、世界で初めて商品化した(2015年1月6日現在、同社調べ)。発売は2月21日。ラインナップは8GBの「SD-NFC08GA」、16GBの「SD-NFC16GA」、32GB「SD-NFC32GA」の3種類で、価格はオープン。税込の店頭予想価格は、8GBモデルが2,000円台半ば、16GBモデルが3,000円台半ば、32GBモデルが6,000円台後半から7,000円台程度。
NFC搭載Androidスマートフォンやタブレットをかざすことで、SDHCメモリカード内の画像を最大16枚までサムネイル表示する「プレビュー機能」を搭載する。これにより、PCやデジタルカメラのカードスロットにSDカードを入れずとも、手軽に保存写真の確認やカードの空き容量が確認。プレビュー機能の利用には、専用アプリ「Memory Card Preview」をインストールが必要となる。
なお、スマートフォンやタブレットとSDHCカード間の画像コピーや移動といった、データ転送は不可。「機能を絞って価格を抑えた」という。
対応端末はAndroid 4.0以降のNFC対応端末。SDカードのインタフェースはUHS-Iで、スピードクラスはUHSスピードクラスがUHS Speed Class 1、SDスピードクラスがClass10に対応する。「Memory Card Preview」は、Google Playで12日から無料配信される。
本体サイズはW24.0×D2.1×H32.0mm、重量は約2g。