財務省はこのほど、2014年12月末現在の「国債および借入金ならびに政府保証債務現在高」を発表した。それによると、国債や借入金、政府短期証券を合計した国の借金は1,029兆9,205億円となり、前期末(2014年9月末)と比べて8兆9,945億円減少した。なお、前年同期末比では11兆9,746億円増加した。
借金総額を総務省が推計した2015年1月1日時点の日本の総人口1億2,702万人で割ると、国民1人当たり約811万円になる。
内訳は、国債が前期末比6兆4,114億円増の874兆2,354億円、借入金が同8,045億円増の55兆2,769億円、政府短期証券が同16兆2,104億円減の100兆4,082億円などとなった。
政府保証債務現在高は前期末比同2,683億円増の44兆6,574億円となった。