ビー・エム・ダブリューは3月6日、BMWモトラッド伝統のボクサー・ロードスター「R 1200 R」をフルモデルチェンジし、全国のBMWモトラッド正規ディーラーで発売する。
ボクサーエンジン搭載のロードスターは、1923年に登場した「R32」以来、90年以上にわたってBMWモトラッドのファンを魅了し続けている。「R 1200 R」では、迫力あるロードスター・デザインと、ダイナミックな走行性能、長距離ツーリングにおける優れた走行快適性といったボクサー・ロードスターの伝統的な特徴を高次元で融合したという。
エンジンは最高出力125PSとハイパワーで、全回転域で先代モデルよりトルクを向上させている。このエンジンは、「レイン」「ロード」の走行モードで特性を変更できる。「ライディングモードPro」により、「ダイナミック」「ユーザー」の2つの走行モードも選択可能となっている。
サスペンションはフロントに倒立テレスコピック・フォーク、リアにEVOパラレバーというBMWモトラッドの伝統的なレイアウトを採用。最新世代のダイナミックESA(電子調整式サスペンション)を標準装備し、走行モードの「ロード」「ダイナミック」に応じてダンパー・セットアップを変更することができる。
スタイリングは、低く身構えるようなフロント周りやヘッドライト周りの造形、繊細で軽やかな印象を与えるリヤ・エンドによるダイナミックなプロポーションとし、シャープなウェッジ・シェイプを形成した。カラーバリエーションはコルドバ・ブルー、ライト・ホワイト、サンダー・グレー・メタリックの3種類から選択可能だ。価格は169万円(税込)。