アラフォー、アラフィフ男女の8割は薄毛を自覚

ビタブリッドジャパンはこのほど、「薄毛に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2014年12月1日～2日、36歳～55歳の男女を対象としてインターネット上で実施。男女各300名、計600名の回答を得た。

自分の薄毛を意識している人が多い

アラフォー、アラフィフ男女の約8割は、自分を薄毛だと認識している

「あなたは薄毛だと思いますか?」という質問に対し、「薄毛だと思う」と回答した人は34.8%、「やや薄毛だと思う」と回答した人は47.8%で、全体の81.6%が自分は薄毛だと認識していた。また、「もっとも薄毛に悩んでいる部分」に関しては、「頭頂部」(48.7%)、「前頭部」(38.8%)、「後頭部」(7.3%)となった。

4人中3人は相手の薄毛が気になっている

一方で、薄毛の人と対話する時、「思わず頭髪の薄い部分を見てしまう」人は26.8%、「頭髪の薄い部分が気になるが、見ないようにする」人は49.8%となり、自分はもちろん周囲の人の薄毛事情を気にしている人も8割近くにのぼった。

薄毛が気になりはじめた年齢、男性は34歳、女性は38歳

「薄毛が気になり始めた年齢」を聞いたところ、男性は平均34歳、女性は平均38歳で、女性でも30代から薄毛が気になってている人も多かった。「頭皮ケアを検討し始めた年齢」は、男性は36歳、女性は40歳となり、ここでも男女の差は4歳となった。「頭皮ケアをあきらめだした年齢」は39歳で、とくに男性は30代のうちからあきらめの境地に陥ってしまう人も多かった。

中年男女の外見で気になる部分は「薄毛」が1位

体型よりも薄毛のほうが気になる

「中年男女の外見で気になる部分、気にしてしまう部分」を聞いたところ、「体型」の69.7%を抑え、「薄毛」が73.5%で1位となった。3位以降は2位までと大きく差が開き、「服装」(34.5%)、「姿勢」(34.0%)」、「髪型」(32.7%)が並んだ。

「薄毛が気になる理由」としては、「老けて見えるから」が81.4%でもっとも多かった。「魅力が半減する」と答えた人も40.2%いた。

カツラ使用経験者のうち52.9%が「カツラだとばれた!」

カツラを使用した人のうち半数が「カツラだとバレたことがある」と回答。カツラの使用経験がない人は「値段が高い」からということがわかった。

4人に1人は、頭皮ケアをしても効果をあきらめている

「頭皮ケア方法」を聞いたところ、「育毛剤の使用経験がある」人は52.8%で半数以上。「スカルプアイテム」(34.7%)の使用率も育毛剤の次に高く、対して「内服薬」(10.3%)、「薄毛治療クリニック」(7.3%)の使用率は少ない結果となった。使用している頭皮ケアアイテムの「使用を止めた理由」は、「効果が実感できなかったため」が最多。内服薬に関しては「高価だから」「副作用がきになる」という回答も多く見られた。