パーク24はこのほど、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「自動車の所有と興味に関する意識調査」についてのアンケートを実施、結果を発表した。

同調査は2014年12月22日~28日、2014年1月1日以降に入会し、かつ、2014年9月または10月のタイムズ駐車場利用者であるタイムズクラブ会員を対象に、非公開型インターネットアンケートにて実施。有効回答者数は、6,906名だった。

所有するクルマは「ミニバン」が26%で最多に

所有するクルマは「ミニバン」が26%、次いで「セダン」、「軽自動車」

タイムズクラブ会員のうち、約9割がクルマを所有しており、所有するクルマの種類は、「ミニバン」が26%ともっとも多く、次いで「セダン」が23%、「軽自動車」22%となった。

男女別でみると、男性の28%が「ミニバン」、25%が「セダン」で、女性の場合は34%が「軽自動車」となっている。地域別にみると、中国、四国、九州・沖縄において、軽自動車の所有率が高くなっている。

好きなクルマの種類、男性は「セダン」、女性は「軽自動車」に

好きなクルマ1位は「セダン」(24%)となった。次いで「ミニバン」(21%)、「ワンボックス」(17%)となっている。男女別でみると、男性の1位は「セダン」(25%)、女性の1位は「軽自動車」(25%)となった。

好きなクルマの種類は、男性「セダン」、女性「軽自動車」に

また、男性の20代と50代以上は「セダン」、30代は「ミニバン」、40代は「スポーツカー」となり、世代による違いが見られた。

女性の場合では、子育て世代である30代・40代は「軽自動車」と「ミニバン」がトップとなっており、運転のしやすさとともに、生活環境に合ったクルマが選ばれる傾向が見られた。

一度は乗ってみたい憧れのクルマは、「BMW」「フェラーリ」「メルセデス」

憧れのクルマ1位は、「BMW」(17%)となった。次いで「フェラーリ」(15%)、「メルセデス」(12%)となっており、輸入車への憧れが強いことがわかる。「BMW」は年代・性別を問わず支持されている一方、「フェラーリ」は、30~50代男性の人気が高くなっている。

1度は乗ってみたいと思う憧れのクルマは、「BMW」「フェラーリ」

国産メーカーとしては、「トヨタ」が60代以降の憧れのクルマとして、「BMW」「メルセデス」に次いで、3位にランクイン。そのほかでは、「レクサス」「ランボルギーニ」「マセラティ」などが挙がっていた。

所有するクルマや好きなクルマは生活環境に影響を受ける傾向がある一方で、「一度は乗ってみたい憧れのクルマ」については、フリーコメントにおいて多彩な回答が見られた。同社では今回の調査を通じて、クルマ自体への興味は失われていないことが感じられた、と分析している。