レノボ・ジャパンは10日、着脱式の2in1 PC「ThinkPad Helix」の新モデルを日本国内で販売すると発表した。CPUに「Broadwell-Y」の開発コード名で知られる、最新の14nm製造プロセス採用プロセッサ「Core M」を採用する。11日に販売を開始する。価格は140,000円前後から。
「ThinkPad Helix」は、11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイとキーボードドッグを取り外して利用できる着脱式2in1 PC。CPUに最新世代の「Core M」を採用することで、従来モデルと比較してタブレット本体の厚さが11.6mmから9.6mmへ、重量が約835gから約795gへと薄型軽量かを実現した。
また、バッテリ駆動時間もタブレット本体のみで最大約16時間(JEITA ver1.0)の長時間駆動を実現した。
キーボードドックは、従来の「Ultrabook Pro keyboard」に加えて、新たに「Ultrabook keyboard」を追加。バッテリを内蔵した「Ultrabook Pro keyboard」に対して、「Ultrabook keyboard」はバッテリを内蔵せず、その分軽量のキーボードドックとなっている。本体に装着した場合の駆動時間は、「Ultrabook Pro keyboard」は最大約19時間、「Ultrabook keyboard」は最大約12時間。
主な仕様は、CPUがIntel Core M / Core MvPro、メモリがLPDDR3-12800 4GB / 8GB、ストレージが128GB / 256GB SATA SSD(256GB:OPAL対応)、512GB PCle x4 SSD、ディスプレイが10点マルチタッチ対応11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイ、OSがWindows 8.1 Pro 64bit。
タブレット本体のインタフェースは、USB 3.0×1、Micro HDMI×1、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面:200万画素/背面:500万画素)、Micro SDスロット。「Ultrabook keyboard」がUSB 2.0×1、「Ultrabook Pro keyboard」がUSB 3.0×1、Mini DisplayPort×1。
本体サイズと重量は、W301.1×D192.5×H9.6mm/約795g。「Ultrabook keyboard」装着時はW301.1×D215.7×H25.4mm/約1.4kg。「Ultrabook Pro keyboard」装着時はW301.1×D213.3×H20.1mm/約1.7kg。