レノボは6日、ロードリック・ラピン氏を4月1日付けでアジアパシフィック地域のプレジデントに任命することを発表した。ラピン氏は現在、レノボ・ジャパンおよびNECパーソナルコンピュータの社長を務めている。
PCやモバイル端末事業をグローバルに展開しているレノボは、4月1日付けで大規模な組織改変を行う。アジアパシフィック地域は、これまで新興市場向けと成熟市場向けに分かれて事業を運営してきたが、4月1日以降はラピン氏のもとで単一の事業ユニットに統合する。
ラピン氏は4月1日以降も拠点を東京に置き、NECレノボ・ジャパングループの社長を兼任する。ラピン氏は、PC市場だけでなく、モバイル製品やPC以外のコンシューマー製品においても存在感を高めていきたいとの抱負を述べている。