メルセデス・ベンツ日本は、「GLクラス」の追加モデルとして「GL 350 BlueTEC 4MATIC」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークで受付開始すると発表した。3.0リットルのクリーンディーゼルエンジンが力強い動力性能と優れた燃費経済性をもたらす。
「GLクラス」は大人7名がゆったり乗車できるボディサイズに、オンロード/オフロードを問わない走行性能を備えた「ファーストクラスSUV」として、高い評価を得ている。今回追加される「GL 350 BlueTEC 4MATIC」は、力強い動力性能と高い環境適合性を両立した3.0リッターV型6気筒BlueTECエンジンを搭載した。
ピエゾインジェクターを用いたコモンレールダイレクトインジェクションや、電子制御式可変ターボチャージャーなどにより、同エンジンは最高出力258PSを発揮。大型SUVにふさわしい動力性能と優れた燃費を実現している。また、排出ガスに尿素水溶液「アドブルー」を噴射して化学反応を発生させ、有害な窒素酸化物を大幅に削減する尿素SCRディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC」を採用。世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する。
同モデルは、現行「GLクラス」のラインアップで設定のなかった右ハンドルを採用。ミリ波レーダーとカメラによる安全運転支援システムをはじめ、充実した装備を備えている。価格は、ガソリンエンジンを搭載する現行モデルより大幅に低価格な1,000万円(税込)となっている。