英国マクラーレン・オートモーティブは、「P1 GTR」について、2015年ジュネーブ国際モーターショーでプロダクション・インテントモデルを初公開すると発表した。あわせて同モデルの開発プログラムを動画で公開するなど、最新情報も発表している。
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マクラーレン「P1 GTR」 |
マクラーレン史上最もパワフルで究極のサーキット専用モデルである「P1 GTR」は今年、生産が開始される計画となっている。開発プログラムはこの冬の数カ月間にわたり欧州および中東で実施され、最終段階にさしかかっているという。マクラーレンでは車両の生産開始とドライバー専用プログラムのスタートに先立ち、3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーでプロダクション・インテントモデルを世界初公開する。
同モデルは徹底した軽量化と、サーキットのために最適化されたハイブリッド・パワートレインを採用。パワーウェイトレシオはロードカー・モデルより10%以上向上し、700PS/トンとなっている。同モデルの開発を進めたことにより、2014年夏にペブルビーチ・コンコース・デ・エレガンスで公開したデザイン・コンセプトよりも、冷却性能とエアロダイナミクスがさらに向上した。
マクラーレンでは、最終段階にさしかかった同モデルの開発プログラムを動画で公開しており、巨大なリアウイングを装着したボディのシルエットを確認することができる。「P1 GTR」を予約したドライバーをマクラーレン・テクノロジー・センターに招待する「P1 GTRドライバー・プログラム」も開始。ドライバーはこの究極のサーキット専用モデルのステアリングを握り、世界の著名なサーキットでレッスンを受けられる。
