JR東日本八王子支社は駅舎改築工事を進めていた八高線金子駅に関して、2月8日から新駅舎の供用を開始した。
金子駅の新駅舎は鉄骨造平家建てで、面積120.3平方メートル。待合室には3人掛けベンチ2台と1人掛けベンチ4台を設置する。「地域住民に親しまれ、憩いの場となる駅」をコンセプトに設計され、「待合室から桜の木や電車を眺めることができる解放的で快適な空間」になるという。駅前広場側の外壁面に木目調ルーバーを設置し、かつての駅の面影も感じられるようにする。
供用開始にともない、新駅舎の外側を通って仮駅舎とホームを結ぶ通路は2月7日限りで廃止となり、8日以降は新駅舎内のコンコースを利用することとなる。新駅舎供用開始後は引き続き仮駅舎の撤去工事を行い、3月15日頃までに撤去を完了する予定だという。