「双馬尾」という中国語の意味が分かるだろうか? これは中国語を知らない人でも容易に理解できるクイズのような中国語で、「ふたつの馬のしっぽ」、すなわち「ツインテール」を意味している。この「双馬尾」が今、中国のネット上で増殖しているようだ。
「ツインテールやってみた」など多数誕生
日本では2月2日は「ツインテールの日」、日本記念日協会が2012年にこの日をツインテールの日と認定した。今年の2月2日には益若つばささん、広瀬すずさん、小嶋陽菜さんなど、多くの芸能人がSNSでツインテール姿を披露し、話題となった。中国でもこれら芸能人の画像が「日本から萌え画像が大量にやってきた」とまとめられている。
だが、わざわざ日本からの画像を探さずとも、中国人なら中国版ツイッター「ウェイボー」をのぞけば、たくさんの人々が記念日に乗じて披露したツインテール姿を拝むことができるはずだ。
「ツインテールの日」というハッシュタグのついた投稿は2月6日現在9万6,000件を越えており、そのほとんどが自らのツインテール姿の画像である。2月2日から既に数日経っているというのに、いまだに投稿は絶えない。ハッシュタグの種類も「ツインテールの日」の他、「ツインテールコンテスト」「ツインテールやってみた」などが多数誕生しており、中国でもたくさんの人がツインテールの日を楽しんでいることが分かる。
自画撮りのアップに抵抗が少ない中国人
中国の若い女性は、多くが長髪のストレートである。この長さがあればツインテールなどお茶の子さいさい。しかも、中国人はネット上に自分の写真を載せたりすることにあまり抵抗がない様子が見受けられる。それがこの大量のツインテール画像が氾濫するに至った理由だろう。
「ツインテールをしていた子ども時代が懐かしい! 今はいくつだと思う? 」「子ども時代に戻ったみたい! 」などとはしゃぎながら写真をアップしている。この発言を見る限り、中国でもやはりツインテールは子どもの髪型として認識されているようだ。
あなたがもしツインテール好きなら、ウェイボーで「双馬尾」を検索してみてはいかがだろうか。たくさんのツインテール美女があなたを待っている。
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