歌手のMay J.が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~13:30)に出演し、昨年初出場したNHK紅白歌合戦の舞台裏を語った。
昨年、映画『アナと雪の女王』の日本語版主題歌「Let It Go~ありのままで~」で大ブレイクしたMay J.。年末の第65回NHK紅白歌合戦に初出場し、合唱団との華麗なハーモニーで同曲を披露した。
May J.はその時の心境を「小さい頃から家族みんなでずっと見ていた番組だったので、自分が出ているのが本当に信じられなかったですね」と語り、「緊張しますし、一瞬で終わっちゃいました」「記憶に残っていないというか」と振り返った。
また、「(控室が)NHKさんの本社の中だった」「個室だったので隣がクリス・ハートさんとふなっしーさんだった」と明かし、SMAP・木村拓哉から「オススメしたい映画がある」と話し掛けられた場面も。「隣にいちゃダメだとドキドキしながらいた」と恐縮したMay J.だったが、「すごい優しい方で」と紳士的な対応に感動。ちなみに、木村が勧めた映画はスウェーデン映画『歓びを歌にのせて』(2004年)で、「すべてのアーティストさんに観て欲しい」と語っていたという。
豪華共演者の中で最も印象に残っているのが、神田沙也加の歌唱を見守っていた母・松田聖子の姿。アナ役の吹き替え声優を務めた神田は、企画コーナー「みんなで歌おう! アナと雪の女王」で登場し、米ニューヨークの特設会場から中継で挿入歌「生まれてはじめて」を披露した。その後、紅白出演歌手も参加して「Let It Go」を合唱し、松田も一緒に歌った。
舞台袖の画面で、松田と共に神田の歌唱を見ていたというMay J.。その時、松田が英語で「いつも娘からパワーをもらうの」「(娘が)歌っているのを見て私は頑張れる」とうれしそうに話すのを目の当たりにし、「親子っていいな」「本当にすてき」と胸を打たれたという。