野村ホールディングス傘下のチャイエックス・ジャパンは3日、同社の運営するVWAPクロス市場『Chi-Match』において、約定金額ベースで月間280億円、1月最終週における一日平均売買金額として25億円を達成し、Chi-Match市場開設以来、最高記録を更新したと発表した。
チャイエックス・ジャパンの永堀代表取締役社長は「2015年1月、当社Chi-Match市場において、月間売買代金の最高記録を更新するだけでなく、同月29日、売買金額が40億円を達成、一日の売買代金最高記録も更新したことはとても喜ばしい。今後もより多くのChi-Match市場参加者と共に、PTS市場として公平、かつ公正なVWAPクロス市場を力強く牽引して行きたい」とコメントした。
チャイエックス・ジャパンは、先進的な注文形態およびリスクマネジメントツールやコロケーションなどのサービス提供を低レイテンシーにて行うことで、より効率的な執行市場の形成を目指している。チャイエックス・ジャパンは新たな取引参加者を呼び込むことで、日本市場全体の流動性向上および取引コストの低減、そして投資パフォーマンス向上の実現に努めているとしている。