阿波銀行は3日、徳島県および特定非営利活動法人アムダ(以下AMDA)と「南海トラフ巨大地震等における医療救護活動に関する協定書」を締結したと発表した。

このたびの協定は、南海トラフ巨大地震等により徳島県内に甚大な被害が発生した場合、徳島県民の安全・安心の確保、早期復旧のため、地域金融機関として協力するものだという。

同行では、今後とも関係各所との連携や業務継続態勢の強化に努め、大規模災害の発生等不測の事態が発生した場合においても、金融機能を維持していく社会的責任・公共的使命を果たしていくとしている。

協定の主な内容

(1)災害時医療救護計画

  • AMDAは、医療救護活動を円滑に実施するため、徳島県と協議し、医療救護班の編成、派遣等に関する災害時医療救護計画を作成する

(2)医療救護活動の要請

  • 徳島県は、医療救護活動を実施する必要があると認めた場合に、AMDAに対し医療救護班の派遣を要請し、AMDAは直ちに医療救護班を編成、派遣し、医療救護活動を実施する

(3)医療救護活動に必要な経費

  • 同行は、AMDAから医療救護活動を実施するために必要となる経費について、融資の要請を受けた場合は、事前に合意している範囲で優先的に融資を行うよう努める