カルチュア・コンビニエンス・クラブは2月5日、「北陸に関するアンケート調査」の結果を発表した。
3月14日に予定されている北陸新幹線の開通を受けて、同調査は1月23日~28日、「北陸(石川県・富山県・福井県)に住んでいる人」(130人)、「北陸へ行ったことがある人」(155人)、「北陸へ行きたい人」(155人)の18歳~69歳までの男女計440人を対象に、インターネット上で実施された。
「北陸の観光スポット」についてたずねたところ、"住んでいる人"のおすすめ観光スポットは1位「兼六園(石川県)」(62.3%)・2位「21世紀美術館(石川県)」(50.0%)・3位「黒部ダム(富山県)」(44.6%)となった。"行ったことがある人"のおすすめ観光スポットは1位「兼六園」(75.5%)・2位「東尋坊(福井県)」(46.5%)・3位「黒部ダム」(45.8%)で、"行ってみたい人"の行きたい観光スポットは1位「兼六園」(54.8%)・2位「黒部ダム」(50.3%)・3位「東尋坊」(34.8%)だった。
1位に選ばれた場所は、全対象者ともに「兼六園」となった。"北陸に住んでいる人"と"行ってみたい人"で大きく差がついたスポットは「千里浜なぎさドライブウェイ(石川県)」で、車で砂浜を走ることができる日本で唯一のドライブウエーとして地元で有名とのこと。
「北陸のグルメ」についての質問では、"住んでいる人"のすすめるグルメは、1位「寿司」(60.8%)・2位「蟹」(51.5%)・3位「ます寿司」(50.0%)となり、上位3位までのグルメは全て過半数以上の人がおすすめするものとなった。
"行ったことがある人"のすすめるグルメは1位「ホタルイカ」(45.2%)、2位「白海老」(34.2%)、3位「ます寿司」(32.9%)となり、富山県の名産「白海老」がランクイン。"行ってみたい人"の食べたいグルメは1位「ホタルイカ」(41.3%)、2位「寒ぶりしゃぶ」(40.0%)、3位「寿司」(38.7%)で、富山県産の寒ぶりを使った「寒ぶりしゃぶ」がランクインした。
また、「北陸をイメージする漢字一文字」を自由回答で聞いたところ、全体では北陸地方の日本海や寒冷地を想起させる「海」と「寒」が同率1位となり、3位に「雪」、4位に「食」、5位に「和」がランクインした。回答者別の順位を見ると、"北陸に住んでいる人"では「暗」や「雨」、「幸」といった漢字が選ばれた一方、"北陸へ行ったことがある人"と"行ってみたい人"からは、それぞれ「北」や「美」、「味」といった漢字が選ばれた。