明治は2月3日、「市乳部門 2015年春夏新商品発表会」を開催し、ヨーグルトをはじめとする5ブランド(9商品)を発表した。
同社は春の新商品として、3月30日に「アミノコラーゲンヨーグルト」「アミノコラーゲンヨーグルト アロエ」(各75g×4/各税別280円)「アミノコラーゲンヨーグルト ドリンクタイプ」(92g×3/税別240円)、4月7日に「明治プロビオヨーグルトPA-3」(112g/税別129円)「明治プロビオヨーグルトPA-3 ドリンクタイプ」(112ml/税別129円)を発売。
夏の新商品として、「ザバス ミルク グレープフルーツ風味」(430ml/税別150円)「ザバス ミルク」(200ml/税別121円)を発売する。発売日は未定。
なお中身や容器をリニューアルし、3月23日に「明治ブルガリアのむヨーグルトプレーンLB81」(106g×3/税別180円)、3月30日に「明治北海道十勝フレッシュ100」(200ml/税別430円)を発売する。
ヨーグルトで肌のバリア機能がアップ!
アミノコラーゲンヨーグルトは、「アミノコラーゲン」と「LB81乳酸菌」を組み合わせたヨーグルト。1個(75g)または1本(92g)あたり、フィッシュコラーゲン1,000mg、ミルクセラミド40mg、アルギニン200mgを配合する。
コラーゲンの風味を抑えた飲みやすい味わいとなっており、甘さ控えめで脂肪ゼロタイプなので、毎日手軽に続けられるという。同発表会にゲストとして登場したレスリング女子53kg級の吉田沙保里選手は、「レスリングでも強くなるためには毎日練習を続けることが大切。アミノコラーゲンヨーグルトを食べて、強さだけではなく、内臓からキレイになってもっと輝きたいです」とコメント。
また、同社の研究により、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを含むヨーグルトは"肌ケア"にも有効であることが確認されたという。
肌の重要な働きの一つに"バリア機能"がある。バリア機能が正常な肌は、水分が過剰に失われないようにコントロールし、乾燥、紫外線、PM2.5など外部からの異物が体内に入るのを防いでいる。一方でバリア機能が低下した肌は、水分が失われ肌が乾燥し、体内へ異物が侵入しやすい状態となる。
同社の研究では、肌の乾燥を自覚する20~40代の女性39人にアミノコラーゲンヨーグルトを4週間食べてもらい、その効果を測定した。
摂取4週間後、「自覚アンケート」として肌状態を5段階(数値が大きいほど状態が良い)で評価してもらったところ、「うるおい」「ツヤ」「ハリ」「かさつき」「滑らかさ」「化粧のり」「柔らかさ」「キメ」「満足度」の9項目でプラスの変化が見られた。
実際に、被験者の41歳女性の肌をマイクロスコープで見たところ、キメの乱れが整っているのが確認されたという。そして、医師所見による肌の乾燥の状態、肌の角層水分量、排便回数にも改善が見られたとのこと。
また、ミルクセラミドは体内へ吸収されにくいのが特徴だったが、ヨーグルトと一緒に摂取することで、血中への吸収量が約2倍に増えることもわかっている。
これらの結果より、同商品は体内から肌のバリア機能に働きかけ、肌をケアする可能性があることがいえるという。