“TOYOTA”ブランドのプロモーションやマーケティングなどを手掛けるトヨタマーケティングジャパンは、同ブランドの「もっといいクルマづくり」を伝えるためのコミュニケーション活動として展開しているプロジェクト「TOYOTA NEXT ONE」において、「THE WORLD IS ONE」と題したクルマに対する憧れやロマンなどを描き出すスペシャルムービーを公開している。動画は1月30日から開設されているプロジェクトのウェブサイトで視聴ができ、予告編映像がテレビCMで放映されているという。
このたび公開された動画は、“僕らはみんな、同じ道を走っている。”というコンセプトで、日本・オーストラリア・南アフリカ版の3カ国の180秒の映像を3編制作。3つの国で3つの青年たちの恋が同時に始まるというストーリーの流れで、それぞれの恋の行方や友情、クルマをめぐる青春の1ページをそれぞれシンクロさせながら同時進行で描いていく。
撮影は、オーストラリア・シドニーと南アフリカ・ケープタウンで日本で撮影された物語と同条件のロケーションを探し出し、2014年7月~11月にかけて行われた。撮影スタッフは「日本で撮影された物語と同条件のロケーションを、シドニー(オーストラリア)とケープタウン(南アフリカ)で探し出すのは想像以上に難航を極めました。何度も何度もロケハンを重ね、アングルの検証をし、半年もの期間をかけて制作しました」と秒単位でのシンクロを実現させた同映像の制作を振り返る。音楽はカナダ在住のミュージシャン、ティム・マクモリス氏の書き下ろした楽曲が使われている。
なお、「TOYOTA NEXT ONE」の公式サイトでは、「THE WORLD IS ONE」のほかにも、トヨタ社員がレース参加経験のない41人のトヨタ従業員がオーストラリア大陸約2万キロメートル超の道を72日間かけて走破する、「豪州大陸走破プロジェクト」の成果を収めたレポートやコンセプトムービーなども視聴できる。