富士重工業は6日、スイスで3月3日から開催される『第85回ジュネーブ国際モーターショー』(一般公開は3月5日~15日)に、運転支援システム「アイサイト」を搭載した新型「アウトバック」のほか、欧州仕様の「レヴォーグ」と「フォレスター」を出展すると発表した。
アウトバックは、乗用車の快適性、SUVの走破性、ステーションワゴンの積載性を併せ持つ、スバルクロスオーバーモデルの最上級車種。今回出展される新型アウトバックは、その独自の価値に磨きをかけたほか、運転支援システム「アイサイト」の搭載を含めた様々な進化が盛り込まれ、欧州の安全性能評価「ユーロNCAP」の2014年安全性能総合評価で最高評価を獲得している。
レヴォーグは、ユーザーが求めるクルマの本質を追求し、スバルが長年培ってきた「安心で愉しい」クルマづくりのノウハウと最新技術を注ぎ込むことで、新世代のスバルを具現化した新型スポーツツアラー。2015年中の欧州市場での導入に先駆けて、ジュネーブ国際モーターショーにて欧州仕様車が初公開される。
今回出展される欧州仕様のフォレスターには、スバルボクサーディーゼル(水平対向ディーゼルエンジン)にリニアトロニック(CVT)を組み合わせて搭載。リニアトロニック車ならではの快適性に加え、アダプティブ制御によりマニュアルシフト感覚の走りの愉しさを実現し、スバルボクサーディーゼルエンジンが持つスポーティな魅力を高めている。