『ハンガー・ゲーム』シリーズ最終章『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』(6月公開)の予告編と劇場用ポスターが6日、公開された。

公開された劇場用ポスター

24人の若者たちによる殺し合いという衝撃的な設定が、1作目公開当時から話題を呼んでいた『ハンガー・ゲーム』。圧倒的な映像ビジュアルと、現代とSFを見事に織り交ぜた衣装などによって緻密に描かれた未来世界はもちろん、死と隣り合わせの恐怖を、迫力のアクションが引き立てるSFスリラーだ。妹の身代わりとしてゲームに参加し、運命に翻弄(ほんろう)されつつも、成長し前に進む主人公カットニス(ジェニファー・ローレンス)の物語が、ついに最終章を迎える。

このたび公開された予告編では、本作の物語の一部が明らかに。記念大会の格闘場から危機一髪で救出されたカットニスは、反乱軍の秘密基地に収容される。そして、独裁国家を打倒し、新国家を建設するための戦いの準備を進めている反乱軍から、爆撃で崩壊した故郷の惨状を知り、革命のリーダーとして立ち上がることを決意。ところが、政府軍によって捕虜にされているピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)を救出に向かう彼女に、さらなる過酷な運命が待っていた。

宿命のヒロイン、カットニスをりりしくも切なく演じきったジェニファー・ローレンス。「カットニスがリーダーになることに興奮したわ。でも彼女は英雄になりたいと思っているわけじゃなく、1作目では妹や家族や自分を守りたかっただけ。原作の3冊目では、自分が持つ影響力や、この戦いを率いるという選択肢があることに気付き始め、成長していくの」と彼女自身が語るように、本作でカットニスは大きな転換を迎える。2015年冬に公開される『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』に向けスケールアップした物語に、注目が集まっている。


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