「第39回エランドール賞」授賞式が5日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、池松壮亮、北川景子、斎藤工、黒木華、鈴木亮平、二階堂ふみが新人賞を受賞した。

左から二階堂ふみ、鈴木亮平、黒木華、斎藤工、北川景子、池松壮亮

その年のテレビや映画で活躍した業界人や作品に贈られる同賞。新人賞には、1年を通じて最も活躍した有望な新人俳優と女優に贈られ、第1回には石原裕次郎と高倉健など、錚々たる芸能人が受賞している。

今年は、池松壮亮、北川景子、斎藤工、黒木華、鈴木亮平、二階堂ふみが受賞。女優として今年で11年目を迎える北川は「このような賞をいただけるとは夢にも思いませんでした。伝統ある賞をいただいて光栄ですしうれしく思います」と喜んだ。昨年はドラマ『悪魔ちゃん』(日本テレビ系)や『独身貴族』(フジテレビ系)、『HERO 第2シリーズ』(フジテレビ系)などテレビや映画で大活躍だったが、「昨年は結構啖呵を切る役というか強い感じの女性が多かったですね。中でも『悪魔ちゃん』や『HERO』での役は正義感が強くて信念を貫く役でした」と振り返り、「私自身も迎合することなく、自分自身を持って真っ直ぐ進んでいきたいです。この賞を励みに、精進してまいりたいです」と更なる活躍に意欲を見せた。

また、会見では熱愛中のDAIGOに関する質問が集中。北川は「多分見てくれるんじゃないかな。一つだけ言えることは"IH"(頭文字を略すDAIGOの持ちネタ)。アイムハッピー! 今日のところはこれで勘弁して下さい…」と"ウィッシュ! "を期待した報道陣に申し訳なさそうな表情で会場を後にした。

新人賞ということで、若葉マークの緑をイメージした衣装で登壇した二階堂ふみは、壇上にあがるなり「何を言おうかと考えていましたが、緊張して頭が真っ白ですが、嬉しく思いますし光栄に思っています」とスピーチすると、会場後方から大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK総合)で共演した竹中直人が役同様に豊臣秀吉の姿で登場。「二階堂さんは憧れの女優さん。昨年は2回も共演できて幸せでした。また共演できることを夢見ています。本当におめでとうございます」と竹中から祝福された二階堂は「本当にプライズ!予想を上回る格好でいらしてビックリしました。待ってて下さると思ったら、早々にあのままでお帰りになったので、またゆっくりお話がしたいです」と竹中との再会を切望。「スピーチで色々考えていて頭が真っ白になりましたが、竹中さんが助けてくれました」と竹中の登場に感謝しきりだった。また、この日は竹中同様にプレゼンターとして吹石一恵、中田喜子、中原丈雄、吉田鋼太郎らが駆けつけた。