北海道札幌市中央区の大通公園、すすきの、東区のつどーむで、雪と氷の祭典「第66回 さっぽろ雪まつり」が開催されている。期間は2月5日~11日。ライトアップは大通公園が22時まで、すすきの会場は23時まで。
氷像に触って乗れるふれあい広場も設置
同イベントは、1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したことをきっかけに始まり、札幌の冬の行事として定着したもの。昨年は、大通公園西1丁目から西12丁目までの「大通会場」、札幌市スポーツ交流施設の「つどーむ会場」、南4条通りから南6条通りまでの駅前通りの「すすきの会場」の3カ所合計で240万2千人の来場者を記録し、今年は大通会場122基、すすきの会場60基、つどーむ会場22基と、合計204基の石像・氷像を展示する予定となっている。
大通会場では、おもちゃ箱から飛び出した世界をイメージした「大氷像 おもちゃの街」や「不思議の国のアリス」をもとに作られた「雪の国のアリス」、陸上自衛隊制作の「大雪像 雪のスター・ウォーズ」など、約1.5キロメートルにわたって大型の雪像から市民による雪像、国際色豊かな雪像などを展示。また、すすきの会場では「氷を見る」から「氷を楽しむ」をテーマに、大・中の氷彫刻や氷彫刻コンクール作品などを展示するほか、氷像に触れ、乗ることもできる「ふれあい広場」、撮影スポットとしての「イルミネーションストリート」などを展開する。
さらに、つどーむ会場には休憩所や飲食ブース、子どもが遊べるファミリー広場などの屋内スペースも設置。NHKの人気キャラクターによるショーや、アニメ声優によるトークショー、道内市町村のPRステージ、地上8メートルまでクレーンで上昇する空中体験アトラクション「空中体験! ヘリコプター」など、さまざまなイベントが用意されている。