JVCケンウッドは2月4日、ケンウッドブランドより、AVナビ「彩速ナビゲーション」シリーズの「MDV-X702」と200mmワイドコンソール用の「MDV-X702W」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも100,000円前後(税別)。

「MDV-X702」(写真左)と「MDV-X702W」(写真右)

MDV-X702とMDV-X702Wは、DSP(Digital Signal Prosessor)によるサウンドチューニング機能を充実させたスタンダードモデル。リスナーの正面にアーティストがいるように音像イメージを形成する「フロントフォーカス」や、走行速度とAV音量に応じて音質をリアルタイムで自動補正する「Drive Equalizer+」などを搭載する。

ディスプレイは視認性に優れた7V型液晶モニターで、画素数は800×480だ。また、高速処理が可能な「ジェットレスポンスエンジンIII」を採用。デュアルコアCPUにより、ナビゲーションしながらの動画再生といった負荷の大きい複数の処理もスムーズに実行できる。

ナビゲーション機能では、車の傾きを検知する「高測3Dジャイロ3」を搭載。全国主要道路の高低差データをもとにした傾斜データとマッチングさせることで、より高精度な測位を実現している。

Bluetoothに対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。対応プロファイルはHFP、OPP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPPで、音声コーデックはSBCとAACをサポートする。

リアルタイムの渋滞情報や空き駐車場、スポット情報のほか、開通予定道路情報データ、オービスデータなどを取得するスマートフォン用アプリ「KENWOOD Drive Info.」を利用できる。