大塚食品は2月12日、「The ボンカレー」を全国で発売する。
ボンカレーは、1968年2月12日に発売したレトルトカレーで、当時は世界初の市販用レトルト食品であった。今回は、発売から47年を迎えることを記念して、素材や仕込みにこだわり抜いた「The ボンカレー」を発売する。
具材には、香辛料・香味野菜・白ワインと合わせてやわらかくなるまでじっくり煮込んだ牛スネ肉や丁寧に下ごしらえをしたじゃがいも・にんじんを、あめ色になるまで炒め、深い甘みを引き出した国産の玉ネギを使用した。
カレーソースは、バターと小麦粉で作った自家製ルウや国産鶏ガラを玉ネギ・にんじん・セロリでじっくり煮出したブイヨン、1頭に1本しかとれない牛テールを煮出したスープ、独自にブレンドしたカレー粉を使用し、二段仕込みを施した。
二段仕込みは、香味野菜とフルーツを炒め上げることでコクとうま味を引き出していく一次加熱と、ルウにブイヨンや牛テールスープ、カレー粉を加え、とろみが出るまで温度を上げる二次加熱で行われる。仕上げには、粗びきにした6種類のスパイスとカルダモンを加えている。
調理方法は、フタを開けて箱ごと電子レンジで2分間加熱する方式。価格は500円(税別)。