マネックス証券はこのたび、マネックス証券に口座を保有する個人投資家を対象に実施した、相場環境等に対する意識調査の結果を発表した。それによると、全体の約5割が定額を貯蓄。年代が若いほど毎月定額の貯蓄を行う割合が多い傾向にあるという結果が出た。
同調査は、2009年10月よりを月次で実施しているが、このたびは1月16日~19日の間、マネックス証券に口座を保有する個人投資家を対象にインターネットを通じて行われ、955件の有効回答を得た。
このたびの特別調査では、個人投資家に貯蓄動向・投資資金の考え方についてたずねた。投資以外に毎月の定額貯蓄を行っているかについては、全体の約5割が定額を貯蓄し、年代が若いほど毎月定額の貯蓄を行う割合が多い傾向があることがわかった。
投資以外に毎月定額の貯蓄を行っている個人投資家に限定して、具体的な貯蓄金額についてたずねところ、年代別に大きな差がなくすべての年代で1万円~3万円未満と5万円以上という層が約3割ずついる結果となった。
個人投資家に投資に回す資金を事前に決めているかどうかをたずねたところ、全体では約36%の個人投資家が決めていると回答。年代別にみると20代だけが、事前に決めている割合が約65%と他の世代に比べ著しく高い結果となった。
事前に決めている理由としては、限られた資金の中で投資をしていることが理由として多く、事前に決めていない理由は、株価が大きく下げた時などのマーケット環境の変化に合わせ、機動的に投資を行いたいといった理由があげられた。