プロフィギュアスケーターの織田信成が4日、関西テレビの情報番組『よ~いドン!』(毎週月曜~金曜 9:50~11:15)に水曜日の新レギュラーとして初出演した。
織田はスタジオでのトークに参加するほか、円広志、月亭八光がリポーターを務めている人気街ブラロケ「となりの人間国宝さん」も担当し、人々との触れあいを求めて関西各地の街を訪ねる。この日は、織田が大阪・心斎橋を散策した初ロケの模様が放送されたが、街で出会った若い女性の靴ひもがほどけているのを見つけ、「靴ひもが…。あ、僕も言えないですけど(笑)」とバンクーバー五輪での自身の"靴ひも騒動"もネタに。また、かわいらしい雑貨やスイーツにはしゃぐなど微笑ましい姿も見せ、レギュラーメンバーの円、ハイヒールモモコ、月亭八方らの笑いを誘った。
初出演を終え、円と会見を行った織田は、初出動となった「人間国宝さん」について、「僕のロケ自体は50点以下かなと思いますけど、編集されたVTRを見て、あのロケがこんなにおもしろくなるのか! とスタッフの方の技術に尊敬の念が生まれました。編集された方には100点を差し上げたい」と謙虚な感想を。一方、円は「『人間国宝さん』ってこんなにおもしろかったの? と思うぐらい新鮮でした。なにより、若さとさわやかさがいい」と織田のロケを絶賛。「ただ、今回は人通りの多い心斎橋だったから人との出会いもネタもあったけど、田舎の街に行くと本当に人がいないんです!そんなとき、落ちてるゴミですら30分はイジるぐらいの技量がないと(笑)」と話し、"人とふれ合うロケなのに人がいない"など数々のハプニングを乗り越えてきた先輩の立場からアドバイスを送った。
「円さんや八光さんのロケを見て、いいところをいっぱい吸収しながら、自分が持ってるものを活かした僕らしい『人間国宝さん』にしていけたら」と意気込む織田。“織田らしさ”といえば、感動的な場面などで感極まって号泣することからすっかり定着した“泣きキャラ”は、最近では“泣き芸”とまで称されることもある。このことについて織田は「“泣き芸”というと、タイミングよく泣いてるように思われがちですけど、それは誤解です。自分としては本当に心に触れたものに対して涙が出てしまうので、決して“芸”ではないんです!」と大マジメに主張。しかし、"泣きキャラ"の大先輩? でもあるフリーアナウンサー・徳光和夫の甥でタレントのミッツ・マングローブに「織田くん、涙でお家は建つのよ」と言われたことを明かし、ちゃっかり笑わせる一幕も。そんな旺盛なサービス精神に、円も「織田くんは大丈夫。そのままが一番!」と太鼓判を押していた。