音楽情報誌「CD&DLでーた」はこのほど、「バレンタインに聴きたい曲」のランキングを発表した。同ランキングは2014年12月29日~2015年1月4日、10代~30代の男女を対象として調査。954人の回答を集計したもの。
1位は「チョコレイト・ディスコ」
総合ランキング1位は、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」が獲得。Perfumeの大ブレイク前夜の作品だが、この曲が収録されたシングル(「Fan Service[sweet]」)は、パッケージそのものがバレンタインのプレゼントを思い起こさせるようなデザインで、現在入手困難となっている。
20代の女性を中心に票が伸び、「歌詞も踊りもかわいくて好き」「バレンタインらしくて、テンションが上がる」「明るくて、わくわくした気持ちになる」といったコメントが寄せられた。男性からは、「この曲を聴くとチョコレートが食べたくなる」というコメントもあった。
総合2位は、主に30代男女からの支持が高かった、国生さゆりの「バレンタイン・キッス」。女性からは「"告白"に真剣だった頃を思い出す」「中学生時代、好きな人のために一生懸命チョコレートを選んだ気持ちがよみがえる」といったコメントが、男性からは、「チョコをもらうドキドキ感を思い出す」「チョコレートをもらったときに流れていた」などのコメントが寄せられた。
なお、「バレンタイン・キッス」には多くのカバー版が存在しており、今回のランキングにおいても、総合3位にはアニメ「テニスの王子様」キャラソンの、8位には渡り廊下走り隊7の、13位にはアイドルマスターの水瀬伊織がMASTER ARTIST2 SECOND SEASONで歌った、それぞれの「バレンタイン・キッス」がランクイン。すべて合わせると1位に浮上する得票で、「バレンタインの定番」ともいえる楽曲であることが伺えた。
総合4位には、女性から圧倒的な支持を集めた、嵐の「Bittersweet」がランクイン。直接的にバレンタインをテーマとした楽曲ではないが、「恋愛」と「スイーツ」をモチーフとしたテレビドラマ、「失恋ショコラティエ」の主題歌となっている。
また、総合5位のAKB48「恋するフォーチュンクッキー」も、近年における楽曲の中で高い知名度を誇る作品だが、こちらも直接的にバレンタインがテーマの楽曲ではない。ただし、「ハート形のフォーチュンクッキー」をモチーフとした恋愛ソングということで、バレンタインと結びつけて受け取られていることが伺えた。
また、AKB48グループとしては、ほかにも総合6位にSKE48「チョコの奴隷」、総合8位に渡り廊下走り隊7「バレンタイン・キッス」、総合16位にHKT48「お願いヴァレンティヌ」といった、バレンタインにちなんだ曲がランクインした。