EIZOは4日、グラフィックス市場向けに4K解像度の23.8型ワイド液晶ディスプレイ「ColorEdge CG248-4K」を発表した。4月20日より発売する。価格はオープンで、同社の通販サイト「EIZO ダイレクト」での価格は270,000円。
フォト / 映像制作 / 印刷などのグラフィックス市場向けに開発された、4K解像度に対応した23.8型ワイド液晶ディスプレイのフラッグシップモデル。Adobe RGB 99%カバーを達成した液晶パネルを採用し、キャリブレーションセンサーを内蔵。目的に応じた最適な表示に調整し、その維持管理を自動で行う。表示均一性を保つ独自回路も搭載し、電源投入後3分で輝度 / 色度 / 階調特性を安定させる。
DisplayPort接続することで、4K解像度を最大60pで表示可能。そのほか、DCI-P3(カバー率99%)、Rec.2020といった放送規格で定められる色域・ガンマを再現するカラーモード、フォーカス確認のためのズーム機能など、映像制作用途に求められる機能を搭載する。
主な仕様は、液晶パネルが23.8型ワイドの非光沢(ノングレア)IPS方式、解像度が3,840×2,160ドット、視野角が水平垂直とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(中間階調域)。
映像入力インタフェースは、HDMI×2、DisplayPort×2。スタンドのチルト角度は上35度/下5度、スウィーベルが344度、150mmの高さ調節と右回りのピボットが可能。3ポートのUSBハブを搭載し。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW553×D245×394~544mm、重量は約8.5kg。