阪神電気鉄道・神戸高速鉄道は2011年11月から実施している甲子園駅改良工事において、上り(梅田・大阪難波方面行)ホームの拡幅工事を完了し、2月21日から供用を開始する。これにともない、上り線ホーム北側の上り線降車専用ホームは廃止となる。

甲子園駅改良工事完成イメージ

甲子園駅の上りホームが2月21日から供用開始に

この改良工事は、阪神甲子園球場の玄関口としてふさわしく快適な駅をめざし、ホーム拡幅とエレベーター整備、駅舎改築やコンコース拡張などを行うもの。今後も引き続き工事を進め、今年度末までには下り線(神戸三宮方面行)ホーム拡幅と下り線降車専用ホームへのエレベーター設置工事を実施する。

ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に設置する膜素材を用いた大屋根については、現時点で屋根材の膜張りまでを完了。引き続き照明工事や既存屋根の撤去工事などを進めて年内の完成をめざす。さらに、2015年度末には上下線ホームの東改札側にもエレベーターを設置する予定だ。竣工は2016年度末頃の見込み。