あとらす二十一はこのほど、「国内・世界主要企業 ソーシャルメディア利用状況調査」についての結果を公開した。これは、国内と世界の主要企業のソーシャルメディア公式アカウントの利用率を独自に調査したもの。

世界・国内主要企業 ソーシャルメディア公式アカウント利用状況

同調査は、日経225に選定されている企業及びフォーチュン「GLOBAL500」2014年版に掲載された企業を対象に、2014年12月20日~2015年1月15日にかけて実施した。サイトは公式企業サイトと連携するアカウントを対象としている。

その結果、世界主要企業のソーシャルメディア利用率は、国内主要企業を大きく上回っていることがわかった。世界主要企業の約半数がFacebook・Twitter・YouTubeを利用し、国内の利用率のほぼ2倍となっている。また国内の主要企業は、企業公式アカウントとしてFacebookをより選択する傾向が強いこともわかった。

世界主要企業の地域別にソーシャルメディア公式アカウント利用状況を見ると、北米・欧州の主要企業の約7割が、Facebook・Twitter・YouTubeとも利用しているが、アジアの主要企業は3割に留まっている。

国別では、アメリカと欧米各国の主要企業の多くは、Facebook・Twitter・YouTubeを約7割利用している。日本・韓国の主要企業はFacebookは半数以上が利用しているが、Twitter・YouTubeは3割強だった。