東京・六本木ヒルズにて、1月27日までの期間限定で開催された「TOYOTA HARRIER CAFE」。店内では、全面鏡張りのコンセプトカー「ミラーハリアー」を中心に据えた万華鏡アートとともに、トヨタ「ハリアー」をイメージしたスペシャルティコーヒーやオリジナルメニューを楽しむことができた。

「Kaleidoscope with Mirror HARRIER」

都市にも大自然にも溶け込む「ハリアー」の魅力を鏡で表現

「ミラーハリアー」とは、約1年前に「ハリアー」がフルモデルチェンジした際、提案されたコンセプトカー。「ハリアー」がアウトドアはもちろん、街でのドライブも似合うクロスオーバーSUVであることから、あらゆるシーンに溶け込む魅力を表現しようと、全面鏡面仕上げとなっている。

その「ミラーハリアー」が、「TOYOTA HARRIER CAFE 六本木ヒルズ」に登場した。これまでにも、同車は東京ミッドタウンでのリフレクションマッピングや、全国各地を巡ってのフォトコンテストなどアートイベントで活躍しており、今回も「Kaleidoscope with Mirror HARRIER」と題したアートとしての展示だった。

タブレットで映像を変えて楽しめる

「Kaleidoscope with Mirror HARRIER」は、「ミラーハリアー」と日本最大級の万華鏡が融合したアート作品。背面スクリーンの映像を、中央の「ミラーハリアー」とそれを囲む万華鏡とが映し出し、幻想的な空間を作り出す展示に。手前に置かれたタブレットを操作することで、来場者がスクリーンの映像を選択したり、色調を変化させたりして楽しむこともできるという。

今回、デモンストレーションを見学したが、鏡面のボディはシームレスに変化し続ける映像に溶け込みつつ、LEDヘッドライトの鋭い眼光や力強いフロントマスクがしっかりと「ハリアー」を主張している印象だ。鏡上に設置されたため、のぞき込まなくても下まわりを見ることができ、車両の展示としても面白みを感じた。

カフェでは「ハイブリッドハリアー」オリジナルブレンドも

「ハリアー」ハイブリッドモデルの展示も

「TOYOTA HARRIER CAFE 六本木ヒルズ」では、「Kaleidoscope with Mirror HARRIER」とともに、「ハイブリッドハリアー」をイメージしたメニューを楽しむこともできた。入口には市販の「ハリアー」ハイブリッドモデルも展示され、自由に見学が可能だ。

オリジナルメニューの目玉は、スペシャルティコーヒーの人気店「猿田彦珈琲」とコラボした「H.H.(ハイブリッドハリアー) オリジナルブレンド」。ハリアーに設定されたダーク系ボディカラーをイメージしたという、5種類のブレンドを味わうことができた。

「フォーマル」と名づけられたブラックコーヒーなど、各ボディカラーにちなんだ名前のブレンドを試飲したが、それぞれフルーツやチョコレートなどを連想させるフレーバーが感じられ、個性的だった。体験取材会でブラッキッシュレッドマイカをイメージした「ゴージャス」のドリップ実演を行った「猿田彦珈琲」代表の大塚朝之氏は、「ハリアーのカタログで見つけた5つのテーマと、珈琲の個性とを、誰もがしっくりくるようにすり合わせるのに苦労した」とコメントしていた。

「TOYOTA HARRIER CAFE 六本木ヒルズ」店内

「H.H.オリジナルブレンド」ドリップ実演も行われた

ブラッキッシュレッドマイカをイメージした「ゴージャス」

「H.H. AB バーガー」と「H.H. カップケーキ」

オリジナルフードとして、イカスミのバンズを使った海老カツバーガー「H.H. AB バーガー」と、ブラックココアマフィンの「H.H. カップケーキ」の2種類を用意。こちらも「ハリアー」のダーク系ボディカラーに着想を得たとのことだった。