サイトでは、機能性成分「MBP」について詳しく紹介している

「MBP」研究会はこのほど、同研究会の活動を開始したことを明らかにした。

同研究会によると、日本では急激な国民の高齢化に伴う「骨粗しょう症患者」の増加が、保険医療費の高騰につながる大きな問題となっているという。食生活の変化にともなう若年層での骨粗しょう症予備軍の増加も、近い将来に向けて大きな問題となりつつある。

現在、骨を構成する素材として「カルシウム」は広く知られているが、多く摂取しても、骨の代謝が正常でなければ、効率的に骨には沈着しないということがわかっている。そのため、骨の代謝に有効な成分のひとつである機能性成分「MBP」を摂取することが有効であるという。

「MBP」は牛乳に微量に含まれる機能性タンパク質のこと。骨を形成する骨芽細胞を活性化し、骨を壊す破骨細胞を抑制することで、骨密度や骨量を上昇させることが確認されている。骨芽細胞、破骨細胞の両方に働きかけるという性能を持っており、幅広い年代・性別で骨密度改善や骨芽細胞活性化に関する数多くの研究成果が得られている。

同研究会は、骨の形成に必要な成分である「MBP」を幅広い世代へ普及するために発足した。「骨粗しょう症の発症及びそれに起因する骨折や、寝たきり等の生活の質の低下を抑制」「成長期の発育助成」「成人期の骨折等の疾病リスク低減による、国民保健向上への寄与」を目的としている。

研究会発足にともない、骨の仕組みや「MBP」の魅力について、分かりやすくまとめたサイトもオープンした。「骨」や「MBP」の役割について解説しているほか、「MBP」に関する発表、論文の掲載、母親やシニアに向けた情報も掲載している。内容は、随時更新予定とのこと。