フリービットグループは2日、NTT東西が提供するフレッツ光サービスの光コラボレーションモデルを採用した光卸事業に参入したと発表した。ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)のインターネットサービスプロバイダ事業、フリービットモバイルのスマートフォンキャリア事業、フリービットのインターネット接続サービス事業をグループで一体となってサービスに活かす。

光コラボレーションモデルは、NTT東西の光回線「フレッツ光」を事業者に卸売りし、事業者がユーザーにサービス提供する形態のサービスモデル。これにより、事業者は光回線サービスと組み合わせた新サービスの展開が可能となる。

フリービットグループも光コラボレーションモデルを採用した光卸事業に参入。その取り組みの第1弾として、DTIが2月1日より光回線サービス「DTI光」の予約受付を開始した。さらにNTTドコモの光回線サービス「ドコモ光」の提携インターネットサービスプロバイダとしてもサービスを提供する。

これらのサービスによって、DTIユーザーが「DTI光」を選択した場合、既存のDTI光接続サービス「DTI光 with フレッツ」よりも安価にサービス利用が可能となり、「ドコモ光」に対応した「DTI 光 with ドコモ」を選択した場合、ドコモのモバイルサービスとのセットで月額利用料の割引きも適用される。

今後はフリービットモバイルとの組み合わせにより、ユーザーメリットの高いメニューの拡充を図るほか、フリービットモバイルにおいて将来的に固定電話と携帯電話の無料化を実現するFMCなど、固定通信・モバイル通信の融合サービスを検討していくという。