お笑いタレントの木村祐一、ガレッジセールの川田広樹、笑い飯らが1日、都内で行われた、吉本興業が3月12日に沖縄・那覇にオープンする「よしもと沖縄花月」と「沖縄おもろお化け屋敷」の概要発表会見に出席し、両施設の魅力をアピールした。
両施設は、国際通りの沖縄三越跡に3月12日開業する観光商業施設「HAPINAHA」内にオープン。吉本興業の13個目、そして県内初の常設劇場となる「よしもと沖縄花月」では、吉本の人気芸人が総出演する公演を365日開催する。一方、「沖縄おもろお化け屋敷」は、世界初のキャストが全員お笑い芸人というお化け屋敷で、芸人たちは沖縄でおばけを意味する"マジムン"に扮して登場。恐怖・驚き・緊張・笑い・感動を体験できる新コンセプトのお化け屋敷となる。
会見でスリムクラブの真栄田賢は「三越というのは沖縄の人の憩いの場だったんですよ。そこに自分の会社が施設をつくってくれるのはうれしい」と喜び、内間政成も「夏場よくエアコンあたりに行きました」と沖縄三越の思い出をコメント。真栄田は「地下の北海道物産展で親父がバイトしていた」ことも明かし、「大阪のNGK(なんばグランド花月)が観光名所になってますが、沖縄花月もそうなってほしい」と期待した。
また、笑い飯の西田幸治は「沖縄タイムというか、ライブが始まっても人が来なくて途中から続々やってきた」と沖縄でのライブを振り返り、「開演時間をウソついて早めに書いた方がいいんじゃないか」と爆笑提案。川田は「よしもと沖縄花月」の目玉となる「おきなわ新喜劇」について、「勉強にもなるし、笑えるし、来てよかったなって思えるお芝居を今つくっています」と自信を見せた。
「沖縄おもろお化け屋敷」のプロデューサー兼映像出演を務める木村は、「国内最大級! 30分、40分くらいたっぷり楽しめる」と規模をアピールし、「迷路があったり暗い通路があったり、変に怒られるトイレがあったり、映像でうちの芸人が出てきて驚かせたり」と説明。マジムンの声を担当する真栄田も「汚い声だからこそマジムン感が出ると思うので、頑張って汚い声でやらせていただきます」と意気込んだ。
会見には、おもしろすぎてマジムン化してしまった"マジムン芸人"として、インポッシブル、ですよ。、おかずクラブ、レイザーラモンRGの4組も登場。それぞれネタを披露し、見守る先輩芸人も大爆笑だった。